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建築家ってどんな人?

「建築士」と「建築家」

 

 「建築士」は国家資格のことです。「設計士」と呼ぶ場合も多いようです。その中には一級建築士・二級建築士・木造建築士と種類があり、それによって設計出来る規模が定められています。これは建築物の設計と監理を行う「最低限の」技術を有していると認められた者です。ですから、その技術力や経験、ノウハウには大きな個人差が有ると言わなければなりません。

 

 また、「一級建築士」=「建築家」という見方が一般的ですが、そうは思わないほうが良いでしょう。「建築家」については、明確な条件が定められているわけではありませんが、建築設計技術者の中でも特にデザイン、センス、理論、空間創造力、企画力などにおいて優れていると他の人から認められている人がそう言えるでしょう。

 

また、施工会社との雇用関係に入らず、建物ごとに依頼者(建て主)と契約し、独立した立場で依頼者の側に立つのもひとつの要素でしょう。ですから「建築士」の中でも「建築家」と呼ばれている人は、ほんの一握りの人達しかいないのが現状です。

 

 

「建築家」とは

 

建築家がどんなはたらきをしてくれるのか、主なものをわかりすく説明します。

 

建築家はお医者さんです

 建築家の仕事は、建て主からの依頼でスタートします。そしてまず建物を使う人、住む人の希望や生活習慣、敷地の状況などをしっかりチェックして設計に入ります。まさにお医者さんが細かく診断し、適切な治療をするためにしっかり調べ、それぞれの診断結果に合わせて、最適な建物のカルテ(設計図)を作るようです。建物は、実際に人間の健康に大きな影響を及ぼします。それを設計する建築家は、住む人が快適で健康に生活していただくように常に考えています。

 

建築家は法律コンサルタントです

 建物を建てるうえで、気になるのが様々な法規制や、法律では図りきれない近隣への影響です。商業地か、住宅地か、道幅はどれくらいなのかにより建物は制限を受けます。また、工事中の騒音や日当たりの問題等、近所へのの配慮を欠かすわけにはいきません。これらの問題に建築家は建て主の身になって対応します。

 

建築家は財務マンです

 こうしたいああしたいと希望はあってもやはり、予算が気になるものです。建築家にとってその予算を上手に生かし、最大限の効果を得るのも腕の見せ所となります。建築会社(施工業者)から独立した立場で、建て主の利益を様々な局面で守り通します。

 

建築家は演出家です

 「こんなふうに使いたい、暮らしたい」といった建物への夢や希望をどんな形にするか、いかにオリジナルティのある空間を創造するか、建物という舞台で生まれるドラマを演出するのが建築家です。階段の場所や日の光の入り方一つでもドラマは色々な展開を見せるでしょう。建築家はそうした、生活のドラマを演出する要素を建物の中にちりばめていくのです。

 

建築家はキャプテンです

 設計図を描くだけが建築家の仕事ではありません。
現場に行き、設計図通りに工事が行われているかを監理するのも建築家の大切な仕事です。建築会社などに属さない建築家だからこそ、第三者として建て主の立場に立って、品質管理などを厳しくチェックできるのです。設計図を海図とすれば、その図面通りに工事(航海)が順調に進んでいるかを、常にチェックする建築家は建物づくりのキャプテン(船長)と言えるでしょう。

 

建築家は環境問題専門家です

 建築家にとって身近な環境、例えば街の美観、自然や風土との調和、歴史ある建物(地域文化)の保存も大切なテーマとなります。建築家は、地域社会のより良い環境づくりを目指して、建て主はもちろん市民や行政に対して働きかけを行ったりもします。そして、ときには建て主の希望に対しても「ノー」ということも大切な役割になるのです。建物はひとつだけ孤立しているわけではありません。建物はそれを建てた時点で社会性を持つことになりますので、周りの環境との調和は欠かすことはできません。建て主の利益はもちろん、公共の利益をまもるという意味で建築家は環境問題専門家と言えるでしょう。

 

建築家は一生のパートナーです

 「建物は住んでみなければ分からない」と言いますが、建築家の仕事も建てただけでは終わりません。年月と共に変化する建物を住まい手の意見を聞きながら、快適に過ごすためのアドバイスからアフターケアまで、しっかりとフォローします。建て主と信頼関係で結ばれた建築家は、いわば建物を通じての「一生のパートナー」となり、生活を支える建物の、時を刻む様子をしっかりと見守り続けます。

 
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